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菓子屋のえんとつ

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長野県・小布施

おそるべき七十五粒年の豆

口がめっぽう弱りましてね。主として歯と歯茎が衰えたのでありますが、舌先もたるんでしまいました。
舌鋒という秀逸な持ち物があると自負しておりましたが、今や節分の豆を年の数だけ食べようなどさえ
まったくもって無謀な試みとしか申せません。小布施の有名菓子舗の栗の香る落雁。うまかったなあ。

そうそう。西東三鬼という有名俳人に「恐るべき君等の乳房夏来る」があるのを付記しておかなくちゃ。

姨捨(7)

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長野県姨捨の棚田

この絵を描いたころは秋。稲刈り痕の田の土にも柔らかさがありました。今頃は雪に覆われていな
くとも土は堅く締まっていることでしょう。七十二候のひとつに「魚氷に上る」があり、うおひにのぼる
と読む。春になると魚が氷の上に躍り出るという。なんとも感覚的な季語ですな。略せば魚は氷に。

いつよりか句座に定位置魚は氷に

八幡社

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長野県・川中島古戦場跡

八幡社は武田信玄が本陣を構えたところ。戦で壊れたが間もなく再建されたそうな。そばには信玄と
謙信一騎打ちの像があります。ほらあれですよ。武田の本陣に討ち入った上杉謙信の太刀を床几に
腰かけたままの信玄が軍配ではっしと受け止めるという。さて、平和な時代の平和な一句であります。

階段をとんとん跳ねて福の豆

冬木立を学ぶ(1)

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場所はおそらく調布市の深大寺門前。

今日のスケッチ教室はあいにくの荒天。やむなく室内で冬木の練習。彩色までして完成しましたが
お見せしたいような出来ではありません。帰宅後に描き直した絵です。そのうち色を付けようかと。
それにしてもこの枝の重なりのやげらわしいこと。やりすぎです。つくづく難しい枯木ではあります。

遮断機の棹の真上の冬の月

兵どもが

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長野県・川中島古戦場跡

亀鳴くやミロのヴィーナス首かしげ

善光寺から上田へ向かう途中。街道沿いに川中島古戦場跡があると聞けば寄らずには帰れません。
落葉を掃除している人に遺構の場所を尋ねたところ、「何もないよ。広場の端に小さい社があるだけ」 
ところがどっこい、この古びた池はあるし八幡社のかたわらには信玄と謙信の一騎打ちの銅像までも。

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プロフィール

Author:S.Y.Seasonword
よみうりカルチャー恵比寿で花城康雄先生のご指導で修業中。蒼花同人

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