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けたたまし色

世田谷区・九品仏一年の締めくくりとして、けたたましい色の紅葉をご覧ください。歳と共に羞恥心は退化するようでありますから、来年もまあ、こんな調子になろうかと思います。拙い絵と俳句にお付き合い下さって有難うございます。よい年をお迎えください。あくせくと父祖の血を受く小晦日           臣汰...

暮の秋

杉並区・和田堀公園付近教室で習った樹の描き方を実践してみようと、まずは画き方の真似です。えいやっと。鉛筆が紙をこする音がガンガン聞こえるほど思い切って勢いよく。 おっと、芯が折れた。力んでしまった。そうそう簡単に真似できるものではありませんねえ。強い線を引くだけで躍動感がいまいちです。外泊のわが家の畳年惜しむ                    臣汰...

図書館の裏手

杉並区立中央図書館あたり杉並にある10の図書館のなかでも最大で蔵書も多い。通りがかりに休憩したり、時には軽食を食べたりするが、図書利用目的で来ることはまれですね。便利なものでパソコンで全館の蔵書を検索すれば至近の図書館まで回送してくれるんですからね。図書館の裏手の池もある緑地です。献血をなせぬ齢に社会鍋                   臣汰...

覚えある

東京のどこかでここは初めて来て初めて見た路地。ところが、なにやら懐かしい匂いがします。仕事疲れを引きずってあの角をまがって家路へ向かったあのころ。子供の三輪車。毎日ちょん切って食べられても、しっかり肉厚のアロエの鉢。お節介ばあさんは目ざとかった。「あれえ、またお偉いさんにしかられたのかい」焼香の列ともならず冬の星                    臣汰...

古い町新しい町

東京のどこか退院の昼の冬至湯立てにけり                 臣汰...

ちゃりんこ屋

東京・谷根千あたり不釣合いの釣合。造りも重厚な日本家屋の大きなショーウインドウに、カラフルな自転車とグッズが硝子を透して花のようにちりばめられて、なかなかよろしい。ロードバイク、クロスバイクのあの特徴ある色はビアンキ。杉玉が吊るし飾ってあるところをみると、古くは酒屋だったのでしょうか。着ぶくれて妻賑はひに置き忘れ                  臣汰...

路地がすきで

東京のどこか路地が好き。踏み込んでみると、きれいな花の鉢、枯れてなにやらわからない鉢、自転車。鼻ずらはみ出した自動車。ごみ収集の容器、塀からはみ出した八つ手の白い花。猫が歩く。道を聞けばそれは丁寧に教えてくれる。追越しざまに道を尋ねたのは、この私であったかも。花八手追い越しざまに道聞かれ...

落葉焚く

谷中何やら文化財らしい築地塀。このおじさんを先頭に5,6人。一列に並んでスケッチをしていました。観音寺という有り難い名前。内側から薄煙が立ちのぼります。落葉焚く煙(けむ)の匂ひの懐かしきとっさに浮かびましたが、懐かしいなんて感情表現はいけないのだそうです。いけないかなあ。落葉焚く烟の匂ひでありにけり                      臣汰「にほひの」のほうが柔らかいとご意見がありました。「...

石段

東京のどこか高さ広さがこの倍もある石段の上に大そうな門構えの借家に暮らしたことがありましてね。自転車を押し上げる坂は左側に。右利きにとってはこれが不都合でね。坂を造ったの左利き職人に相違ないですな。降りるに都合よかろうですと?自転車にまたがってビューと落ちておりましたからねえ。若かったなあ。とりたての蜜柑を入れて洗面器                         臣汰 ...

七五三

杉並区大宮八幡宮土曜日の午後の大宮八幡宮はかくのごとしでありました。七五三の親子は記念写真を撮る。振袖にポックリの女児はよちよち歩く。鳩は人々の隙間に抜かりなく餌に有り付いている。千歳飴の袋はやけに小さくて薄っぺらに見え、中に飴が入っているのか疑うほどでありました。偶数の歳の子も手に千歳飴                          臣汰...

冬のすだれ

台東区谷中・香隣舎明治時代は酒屋。今は個人所有で地域のイベントに利用されているとか。昨日、散歩途中で複雑な構造の古い木造家屋にカメラを向けたところ、おいおい写真なんか撮っちゃだめだぞ。失礼しました。ついつい。住人の感情を斟酌もせず無遠慮にふるまう悪い癖がついております。剣玉を振れば木の音神の留守                    臣汰...

とんがり

世田谷区・松原教室スケッチの二枚目。 面白い尖がり屋根の家があるからと仲間に案内されました。逆光で細かいところが判然としません。 二枚目は時間を気にしつつ、少しいい加減になりますね。 傍まで行って確かめもせず、悪癖のごちゃごちゃ画きで誤魔化し。研ぎ水の試し切りせし葱の胴                 臣汰...

銀座どまんなか

谷中銀座商店街面白い。あちこち画けば楽しいと思います。されど人通りが多すぎてね。葉書のサイズならともかく六号を拡げて時間をかけて画くことは立ってでも難しそう。常々写真から絵を描くことしきりの悪習がこの絵では役に立ちましたな。これ以降は良い訓練であると心得ることにしますよ。俳号に母の名一字冬薔薇                     臣汰冬薔薇=ふゆそうび、と読みます...

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プロフィール

S.Y.Seasonword

Author:S.Y.Seasonword
よみうりカルチャー恵比寿で花城康雄先生のご指導で修業中。蒼花同人

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