Entries

手押しポンプの井戸

墨田区この井戸は古くはなさそうです。 試しに押して見ると、軽く動いて豊かな水を吐き出しました。我が杉並区にも災害に備えて同じような井戸があちこちに。 トイレなどの生活用水の備えです。飲むにはいささかたじろぐかも知れませんね。 しかし、何もないとあれば。蜜蜂が暗き洞より這い出づる向島百花園で見た光景です。常緑の巨木、人間の腰の高さに一寸ほどの穴があって蜜蜂の巣になっているようです。入る蜂は穴の下側へ...

昭和まだらに

墨田区師匠の一連の京島スケッチに触発されて。 地元の人に訪ねても、戦前の建物はせいぜい三丁目にいくばくか残っているばかりといいます。 歩き疲れ、のどが渇いて倒れ込むように入った喫茶店には地元の老人が入れ替わり立ち替り。建物は消えても下町の雰囲気をしっかりと味わってきました。宍道湖の砂もろともに蜆汁しんじこの すなもろともに しじみじる  蜆の小さな身をほじり、ジャリジャリと砂が歯にあたる。砂利とい...

繁華街

新橋駅前沢瀉や丘に先史の住居跡沢瀉はおもだかと読みます。水田や湿地に自生する多年草です。「丘」を「小高」としたいところですが中七字余りになります。善福寺川の周りには竪穴式住居の跡が点在しています。いにしえ人はこの付近で稲作をしたようです。あたりには沢瀉が群生していたことでしょう。...

けやき芽吹く

杉並区今日は朝からプロバイダの障害。ネットにはつながったり、切れたり。さっぱり仕事になりません。夕方になってやっと復旧したようです。印泥の重き手応へ白椿いんでいのおもきてごたえしろつばき印泥は書画の落款(らっかん・はんこ)に使う朱肉です。祖父の代から引き継いでいる印泥は乾燥しないようガラスのペトリ皿に、母のは陶器の印合に入っています。使うときは団子状に練るのです。小さなヘラに指先の力を集中して。部...

春は線路の彼方より

池の上草木の芽吹きには朝晩の冷え込みがまだ厳しい頃。 春が井の頭線に運ばれるとすれば、西の方角の吉祥寺からではい。 向こうに霞む渋谷の方からだ。 この朝はそう感じました。囀りの音の携帯なりにけり駅の階段付近などで小鳥のさえずりがスピーカーから流れています。眼が不自由な人への案内なのでしょう。それと同じような音の呼び出し音を駅のホームで聞きました。...

異国語勝る

上野公園清水観音堂桜の時期と相まって観光客の多いこと。西洋人も東洋人も桜の下に群れ、盛んにカメラやスマホをいじっています。大きなスーツケースを引っ張っている若い西洋人も。大声は中国語のようです。まるで喧嘩の話しぶり。中国人が嫌というのではないが、あの話しぶりは大嫌いです。雨誘ふ牧の猩々袴かなあめさそうまきのしょうじょうばかまかな俳誌の兼題「猩猩袴」は7文字もの季語で、見たことも聞いたこともありませ...

Green Park

上野公園一枚目は木陰で寒風にかじかみました。二枚目は日の当たる広場の街灯にもたれて西郷隆盛の銅像に向き合っているレストラン Green Park を速描き。 そろそろ昼飯が気になりはじめた仲間がメニューの値段にのけ反って帰ってきました。 だしぬけに坊主鐘打ち初桜祐天寺で描いている脇の鐘楼がいきなりゴーンと打たれ飛び上がり浮かんだ句。僧侶では苦々しい気持ちが表現できないと思い「坊の」と迷った挙句無礼ながら坊主...

しだり桜にて候

上野公園春雨の晴れ間をついて上野公園で野外実習。背景は清水観音堂。西郷隆盛の銅像を背にして。師匠が桜色サンプルを作って配っていただいたのに、描き始めたらすっかり忘れて自分色で塗りつぶし。帰宅後にサンプル色にと修正を試みて、やり過ぎて、やり過ぎて、やり過ぎました。遮断機の揺れ収まらず芝桜...

つきもの桜

杉並区そちこちす我に落花の頻りかな...

まんねり桜

杉並区桜は面白いモチーフじゃないと最近思うようになりました。上手く描けない言い訳です。くろがねの門をすりぬけ紋黄蝶4月句会の兼題は私の出題で「黄」  先月の兼題「新幹線」の苦労があって「黄」なら簡単だと思ったのに、いやはや困った困った。 自選で外した句です。黒く硬く、動きも鈍い鉄の門扉とひらひら飛ぶ黄色い蝶の組み合わせ。門と紋が韻を踏んでいる。「すりぬけ」が気が利かないと感じて外したのですが、今と...

ガード

世田谷区我が家の前を遠くから風に運ばれた桜の花びらが。アスファルトを転々と白くしています。落椿を掃き取ったあとも、桜はそのままにしておきました。神田川も善福寺川も花いかだが漂って、のどかなことでしょう。動輪の辻に据えある糸桜            しの...

まだ枝の形に桜

祐天寺咲き初めです。桜まだ小枝のままに咲きにけり、と初々しい。蕾たちは紙の上では開いてくれました。手前の仁王門がなにやら軽々しいのが不満です。こういう門はどっしり感がなくちゃいけません。動輪置かれある枝垂れ桜かな               しの帰り道で見事に咲きそろった枝垂れ桜を見たのですが、その桜を背景に蒸気機関車の一対の動輪が置かれている。その圧倒的な鉄の重量感と桜の対比が印象的でした。...

Appendix

プロフィール

Author:S.Y.Seasonword
よみうりカルチャー恵比寿で花城康雄先生のご指導で修業中。蒼花同人

カレンダー

03 | 2015/04 | 05
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

検索フォーム

FC2カウンター