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人こぼれる寺

調布市深大寺      F6神社仏閣を描くのは好みではありません。門前の風景を沢山描かせていただいて核心を画かないでは失礼かと思いまして。お寺にしてはうじゃうじゃと人。実際に大勢がお参りしているのです。白桃を甘めえよ旦那と云はれては          しの...

新蕎麦入荷しました

調布市深大寺      F6門前にひしめく飲食店はすべて蕎麦屋です。ここは蕎麦のメッカ。新蕎麦ともなると、蕎麦好きではなくてもこころ惹かれます。新蕎麦や眼の高さにて箸止めて          しの...

駆け足坂

渋谷区      F6何十年か以前、毎朝寝坊しては息を切らせながら、坂の上の駅へ向かったものです。父の脛をかじった時代、家は高台ばかり。我が世の家と生活レベルは低地ばかりです。高円寺のすっかり有名になった阿波踊り。夕間暮れ阿保にチャンカチャカ阿波踊りと作って調べたら、阿波踊りは秋の季語。今にあらゆる名詞が季語化しますぞ。無花果の尻をかぶりて喰らいけり...

ゆがみて候

世田谷区        F6いらかの波も建物も歪んでいます。私の絵の数多の欠点のうち、一つは画紙の右半分が右下に流れること。実際に、奥の木造と左の木造は妙な具合につながっていたのです。しかし、これほどではありません。早朝に蝉と烏の空中戦                健二人棲まぬ庭に声して松手入れ           しの...

獣のそり

杉並区          F6猫のつもりで画いたのですが、犬に見えなくもありません。十把ひとからげでケモノということに。それにしても、どういう能力をもって猫は炎天下にこの熱く焼けた道を悠然と歩くのでしょう。閻魔さま脇を守るや百日紅             健二参道をケモノ横切る施餓鬼幡            しの...

秋の水

杉並区      F6どうにもお粗末な絵です。環状七号線方南町付近に東京都が整備した調整池の取水口。一時間50ミリまでの降雨に対応しているらしいのですが、広島の例を見ると対応が後手にまわっているとしか思えませんね。幽霊が都都逸かたる落語かな           健二信号を待つ間にのぞく秋の水            しの...

細りゆく水路

笹塚付近の玉川上水     F6ちょっとチャリンコを駆って写真に収めてきました。今日のような猛暑日まがいではいくら日陰でも描く気にはなれません。ここまで流れ下ってくると、流れは細く、もはや玉川上水の面影を想像することさえ難しい。花葛や地べた這はずに天伸びよ          健二初萩やほどなく絶ゆる水の路             しの...

斜面の家

杉並区     F4積雲の夕焼け空や鷺帰る                 健二渋谷の緯度5度下がり5度暑くなる           しの...

行きかふ車もまた旅人なり

世田谷区    F6数日前の国道20号線、甲州街道を写真から。お盆の帰省にはまだ早いのか、中央高速道路に乗る車はトラックが多く見られました。旅の出発点です。方向違いの奥の細道を思い浮かべ、タイトルに。暑い日は宇宙に放りて溶かしけり         健二老人の杖もて道さす白木槿               しの...

踏切渡る三原色

杉並区     F6井の頭線の踏切の向こう側に明治大学の裏門があるほかは、袋小路で人も車も稀にしか通りません。盆に帰省するところはないのに、生まれ故郷を思い郷愁にかられます。といっても次の如く上品な思い出とは申せませぬ。「ふりちんで泳ぎし川や白木槿」甲子園汗と冷や汗球児たち        健二七夕や主亡き門の尋ね人          しの ...

工務店のドタバタ

杉並区     F6ウロウロ歩いても今日は面白い景色に出合いませんでした。景色もお盆休みです。帰りがけに屋根と地面とでガヤガヤしてるのを見かけました。日陰はないし、座り込んで描くほどの興味は湧かず、写真を撮ってきました。禰宜ありて弓打起す射場の蝉           しの...

廃車は廃屋のなかに

杉並区     F6スーパームーンはご覧になりましたか。昨夜、家内に呼ばれ、二階の窓から見上げました。大江戸の夜空に薄き雲あれど隠すべくもなしスーパームーン打ち水避(ヨ)けて黒猫が行く三毛が行く            しの...

ゆるりと下り坂

杉並区     F6大蟻の葉先にとまどふ茹だりかな       しの...

視線通行止め

杉並区       F6ここは自信があります。ここは私以外の誰一人として画かないと。立っても視線はここまで。私はチビだからこれで精一杯です。早くも新蕎麦の張り紙。蕎麦好きでなくても惹かれますね。新蕎麦の新がむんづと襟つかむ           しの...

そのへん

杉並区      F6そんへんの風景です。近場のいいかげんなので間に合わせました。冷蔵庫を開けて、はてな、なんで開けたんだっけ。家路は忘れません。駅まで自転車をこいだことは忘れます。自転車を忘れてまた行く夏の駅          しの...

消えかけた看板

杉並区       F6杉並ではなく中野区に片足を突っ込んでいるかもしれません。この付近は杉並区と中野区と渋谷区が接近しているところ。少し物足りないので、教室の復習にもなるわい、と通行人を配してみました。木漏れ日や蜘蛛の巣の滴ダイヤかな         健二囲碁敵はたと膝打つ扇かな                  しの...

鉄塔の見える風景

杉並区       F6じっとしていられなくなって、またその辺の風景を画いてしまいました。鉄塔に電線がありません。見なかったのです。熱帯夜川に流して極地まで             健二向日葵やボール蹴る音𠮟り声            しの...

はずれの蕎麦屋

調布市深大寺      F65月に取り組み始めた俳句を下手を承知で載せてきましたが、季語が重なったり、二段切れ、三段切れがあってお粗末の極みです。友人から、もっと推敲するようにとアドバイスが。背伸びして毎日載せようと無理やり作句するのはやめようと思います。絵も然りです。追いたてられて画き散らかすのは少し控えようと思います。渓流の岸辺の岩の大文字草         健二タクシーの窓に片足夏日陰    ...

Appendix

プロフィール

Author:S.Y.Seasonword
よみうりカルチャー恵比寿で花城康雄先生のご指導で修業中。蒼花同人

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