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公園のベンチ

杉並区和田堀公園剥落の羅漢のあばら蚯蚓鳴く        臣汰水澄めば尖がる羅漢ののどぼとけ    東変木...

カワセミの留守

杉並区の和田堀公園・カワセミがいなくなり、鳥撮人のいない静かな公園です。カワセミはしばらくすれば鳥撮人を引き連れて帰ってくるでしょう。リラ香る植物園に遊ぶ午後       摩耶子招かれてバス停横の片かげり      臣汰...

春無風

杉並区のとある小路スコアボード凡て平仮名旧端午子供の日のプロ野球をテレビで。スコアボードの選手名はすべて平仮名。粋な計らいですね。こどもたちのすべてとはいいませんが、きょうかしょはよめなくてもすきなせんしゅのむつかしいかんじはしっているようです。おとなにとってはまことによみづらいひらかなでありますねえ。...

桜遠望

杉並区・善福寺川にかかる橋春雨や縁に昼寝の通ひ猫   摩耶子春雨が主季語で昼寝と季重なりですが、不自然ではありませんね。季語の重複を模索中ですので見本の一句として取り上げさせていただきました。遠足や草に滲める草の色    臣汰...

初夏は緑にはじまる

杉並区のその辺りきみどりの羽を落して鳥帰る      摩耶子望遠鏡鷹の巣構え遠かこみ       臣汰...

塔屋

杉並区母と子と背中似てゐて冬ぬくし   摩耶子小流れをつまづきながら花筏    臣汰...

善福寺川春色

杉並区まんさくの花に伸びしろありにけり        摩耶子金縷梅(まんさく)の花は春の季語。我が庭には紅金縷梅があります。線形の縮れた花弁が咲く様子は「吹き戻し」にそっくりです。「吹き戻し」は、ほら、おもちゃ屋や縁日で売っている笛の先に紙が巻いてあって、吹くとピユーという音とともにカメレオンの舌のように紙が伸びる笛のことです。金縷梅の花の開く様を完結に「伸びしろ」と讃辞した秀作です。余計な字も足...

下り坂

杉並区啓蟄の土まだ固しけんけんぱ...

春光

杉並区保険などなにをいまさら花の雨...

奉納太鼓

杉並区・大宮八幡宮色鳥や小さき社に御柱...

Appendix

プロフィール

Author:S.Y.Seasonword
よみうりカルチャー恵比寿で花城康雄先生のご指導で修業中。風景淡彩画というよりイラストだと言われることも。蒼花同人。俳号を臣汰と申しますが、まだまだ駆けだし。

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